前項のCB1,CB2を説明するにはECS(エンドカンナビノイドシステム)の説明が重要になってきます、エンドカンナビノイドシステムは、人を始めとした哺乳類、爬虫類、両生類、魚類全てに内存しています、ECS内のカンナビノイドが欠乏すると様々な症状が現れます。CBDを内用、外用することによってこれらを防ぐことができる可能性があるのです。CB1,CB2とは主にカンナビノイド受容体の事を指しますがこれら受容体は全身に分布しています。CB1は神経細胞系に多く、CB2は免疫細胞系に多いです。CB1の活性化は精神作用につながり、CB2の活性化は免疫システムに作用するということがわかると思います。CBDはCB1の活性をブロックし、CB2を活性化させるという特徴を持っています。これにより、精神作用をもたらさず、免疫細胞に作用することにより、抗酸化、抗炎症などの効果を発揮します。
※一部「カンナビノイドの科学」佐藤均(昭和大学薬学部教授)日本臨床カンナビノイド学会[編]の言葉を抜粋しております。